あらすじ

ジョニー・デップ演じるウィルと、レベッカ・ホール演じるその妻エヴリンはコンピュータ科学者です。

現実世界でも2030年代には起こるとされている技術的特異点(シンギュラリティ)を目指して研究を続けていました。

シンギュラリティとは、コンピュータが人間の能力を超えるポイントのことです。

個々の能力(計算など)では人間をとうに超えているコンピュータですが、シンギュラリティではあらゆる面でコンピュータが人間の能力を超え、そのコンピュータが更なる能力のあるコンピュータを作ることなどにより、人間は置いてきぼりになるとされています。

そんな研究をしている主人公夫妻は、そのような技術の進歩を危険視する団体に襲われます。

瀕死の重傷を負ったウィルを救うため、妻エヴリンは夫の意識をコンピュータへアップロードします。

意思を持つ電子生命体となったウィルは、オンラインに繋がることで、自分自身が人類を遥か超えてシンギュラリティを実現するのでした。

しかしながら人類、そして妻エヴリンでさえ驚異的な進化を続けるウィルにやがて恐怖を抱き始め‥‥。

キャスト

ジョニー・デップ as ウィル・キャスター
レベッカ・ホール as エヴリン・キャスター
キリアン・マーフィー as ドナルド・ブキャナン
モーガン・フリーマン as ジョセフ・タガー

見どころ

まず、スタッフとして『ダークナイト』シリーズで有名なクリストファー・ノーランが製作総指揮に名を連ねています。

劇場公開時には、ジョニー・デップとクリストファー・ノーランのタッグでも話題となりました。

そして、監督もノーランの下で撮影監督を務めてきたウォーリー・フィスター。キャスト陣もレベッカ・ホール、キリアン・マーフィー、モーガン・フリーマンと、ノーラン・ファミリーの面々です。

ノーラン作品が好きな方は、他にも出演陣にニヤリとする人物を見つけることでしょう。

作品自体は、テーマからして既にとても魅力的です。一般の方には馴染みの少ない『シンギュラリティ』ですが、スマートフォンを持っていない方はいまや少ないでしょう。

古くは蒸気機関なども含まれる人類の技術的進歩だが、そのような飛躍的な技術の進化はわれわれの生活とは切っても切れないものです。

『シンギュラリティ』はそんなわれわれが、ともすればもう”働かなくてもいい”ようになるかもしれないとまで言われる時代のポイントです。

作中では、ウィルは『シンギュラリティ』を『トランセンデンス(超越)』と呼んでいます。

『シンギュラリティ=技術的特異点』という言い方には、実は”脅威”という意味合いが含まれるようになっているからです。

それは”働かなくてもいい”を実現してくれるかもしれませんが、あるいは『ターミネーター』の世界を実現するかもしれないからです。

ウィルは、そんな特異点のプラスの面をもちろん見ています。だからこそ『トランセンデンス』と呼んでいるのです。

とは言え、この映画の本筋は実はラブストーリーです。最愛の人を救うためにどうするか、何をどこまでしてもよいのか、その結果として最愛の人はどうなるのかが描かれています。故に、理性的なノーラン作品や『ターミネーター』的雰囲気はあるとしても前半部分に留まります。

しかしもちろん、ノーラン作品撮影監督という経験から来る、フィスター監督自身のその独特の撮り方と、人類を超えたウィルの神のごとき能力の表現には一見の価値があります。

監督としては処女作ということもあって、野心的なそのテーマと豪華な俳優陣をノーランほどは使いこなせていないという評価からか、海外では酷評を得たこともあったようですが、良い作品に酷評はつきものでしょう。

むしろ、この野心的なテーマを取り扱うというのは、初監督作品だからこそできることかもしれません。

どちらかと言えば観ることで完結する映画というよりも、実際に現実世界でも『シンギュラリティ』は起こると予想されていることとも合わせて、観た後に(少しチープな例ではありますが)ロメロ監督の『ゾンビ』やドラマ『ウォーキング・デッド』のように”自分ならどうするか”を考えることで味の出てくる映画と言えるのではないでしょうか。

無料動画が見れる配信サービス

U-NEXT
配信(見放題)
備考
登録日から31日間無料で見れます。
月額料金
1,990円(実質790円)毎月1200ポイント付与
作品数 12万
無料期間 31日間
公式サイト 無料お試しはこちら
詳細ページ 詳細ページはこちら



スポンサーリンク