あらすじ

期末試験が終わり、夏休みを迎えた緑谷出久(みどりやいずく)たち雄英高校1年A組のメンバー。

林間合宿を目前に控えた夏休み初旬、緑谷は雄英高校の教師でもあり師匠でもあるオールマイトに誘われて、『I・アイランド』という都市に向かいます。

『I・アイランド』は、世界中の科学者たちの知能や技術が集まった巨大人口移動都市であり、かつてオールマイトがアメリカでヒーロー活動をしていた時の相棒・デヴィットもそこに住んでいるのでした。

実は、オールマイトをI・アイランドへ招待したのはその相棒の娘・メリッサでした。

メリッサとともに、個性やヒーローコスチュームの研究成果などを展示した『I・エキスポ』を見て回る緑谷は、そこで親の関係や招待などで訪れていた爆豪勝己(ばくごうかつき)や轟焦凍(とどろきしょうと)、飯田天哉(いいだてんや)や麗日お茶子(うららかおちゃこ)らと遭遇します。

合流した同級生たちと一緒にエキスポの展覧を楽しみ、レセプションパーティーに参加するため正装に着替えてまた集合することにした彼らは、一度解散します。

メリッサに連れられてメリッサの通う学校へ足を運んだ緑谷は、メリッサが実は《無個性》であることを知り、かつて《無個性》だった自分と重ね合わせてしまうのでした。

再び集まったA組の面々でしたが、突如鉄壁のセキュリティを誇るはずの警備システムが敵(ヴィラン)にハッキングされてしまい、I・アイランドに住む全員が人質にとられてしまいます。

敵の目的はなんなのか?

自分に今できることは何か?

原作者が明かす、マンガでは描かれていない「空白の夏」とは…!?

キャスト

緑谷出久…山下大輝
オールマイト…三宅健太
爆豪勝己…岡本信彦
麗日お茶子…佐倉綾音
飯田天哉…石川界人
轟焦凍…梶裕貴
切島鋭児郎…増田俊樹
八百万百…井上麻里奈
耳郎響香…真堂圭
上鳴電気…畠中祐
峰田実…広橋涼

ウォルフラム(敵)…小山力也

〈ゲスト声優〉
メリッサ・シールド…志田未来
デヴィット・シールド…生瀬勝久(青年期:木村良平)
本人役…千鳥(ノブ・大悟)

見どころ

なんといっても、原作者である堀越耕平先生が『総監修・キャラクター原案』をしているという点がとても魅力的です。

原作では描かれていない、期末試験と林間合宿の間の「空白の夏」が今回の映画の舞台となっています。

原作を読んでいない、アニメを見ていない人でも楽しめるように、『僕のヒーローアカデミア』という作品の世界観もきちんと本編で説明されているので、今まで見たことがなかったという人にもぜひ見てもらいたい作品です。

《個性》という超常能力が当たり前のように人々に備わっている社会で、《無個性》と診断されてしまった緑谷は、オールマイトと出会うことで自分の夢に大きく近づくのですが、そのオールマイトの若き時代を支えた相棒が、この映画で初めて登場します。

今まで原作ではオールマイトの過去ははっきりと描かれていなかったのですが、映画では若き日のオールマイトがどのようにアメリカで活躍していたのかがわかるような描写が、大迫力のアニメーションで描かれています。

映画という大きなスクリーンを飛びまわるオールマイトは、「さすがNo.1ヒーロー!」と納得するかっこよさです。

テレビアニメでも戦闘シーンはとても迫力があるのですが、今回の映画でもそれは存分に発揮されています。

緑谷だけでなく、登場するA組の面々それぞれに活躍するシーンがあったり、まさかの二人の共闘が見られたりと、生徒たちのヒーローの卵らしい姿もたくさん見られます。

また、ゲスト声優の志田未来さんと生瀬勝久さんがとても役に合っています。

明るく元気で研究者気質なメリッサと、研究熱心でどんな時でもオールマイトを支えたいと思っているデヴィットの親子は、見ていてとても微笑ましい気持ちになります。

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